こんな人におすすめ
・「大人のぬり絵」のおすすめ本を知りたい。
・「大人のぬり絵」の見本をダウンロードしたい。
・絵心はないけど絵を描いてみたい。
・なんでもいいから趣味を持ちたい。
目次
「大人のぬり絵」とは
「大人のぬり絵」は、実はフランス発。「コロリアージュ」と呼ばれる、細かく描かれた図柄に自由に色をつけていくものです。フランスの女性のストレス解消として楽しまれてきました。
それが、日本にも伝わって人気が出たのです。
「大人のぬり絵」が流行りだして、そろそろ10年。でも、実際にはやったことがないという人も多いかもしれません。
日本では、「ぬり絵」は子どもの遊びの印象があるかもしれませんが、実は「ぬり絵」には大人こそやるべき魅力や効果があるんです。
「大人のぬり絵」の効果
「大人のぬり絵」には、以下のようなさまざまな効果があります。
ストレス解消効果
脳が活性化する脳トレ効果
色に癒されるアートセラピー効果
ぬり絵は単純作業。やっているといつのまにか集中して余計なことを考えなくなります。そして、イライラやストレスの解消に。また、作業に没頭することで次第に呼吸が整い、副交感神経が優位になりリラックスすることができるとも言われています。
更に、ぬり絵には脳トレ効果も。絵を見て、色鉛筆を持って、配色を考えて、手を動かして塗る。この作業の中で、脳がバランスよく使われ脳が活性化するのです。
また、アートセラピーという心理療法がありますが、ぬり絵にもその効果があると言われて、色を使いながら作品を作っていくことで、心が癒されたり混乱していた思考が整理されたりもするんです。
「大人のぬり絵」の材料
材料
・色鉛筆(油性・24~36色)
・下絵や見本
これだけです。
おすすめの色鉛筆
色鉛筆は水性と油性がありますが、油性の色鉛筆から始めましょう。お子さんが学校で使っていたものなどで十分です。水性色鉛筆は水筆を使って、色をぼかしたりすることができるので、大人のぬり絵に慣れてきたら試してみるといいと思います。
色の種類はできれば24色以上を。12色なら100円ショップでも買えますが、24色以上を買っておいた方が、ぬり絵の楽しさが広がります。
例えば、こちらは世界で初めて鉛筆を製造・販売したファーバーカステル社の色鉛筆。クラッシックな見た目でかっこいいですし、缶なので丈夫です。
こちらは日本を代表する筆記具の会社「トンボ」のロングセラー商品。発色が良く、重ね塗りもしやすいです。
おすすめの本・見本
「大人のぬり絵」の本はたくさん出ていますが、いくつかおススメを紹介します。
こちらはスコットランドのイラストレーター、ジョハンナ・バスフォードさんの本。
「花園が美しくよみがえる」というコンセプトのぬり絵で、美しい花園がたくさん描かれています。構図が計算しつくされていて美しいと評判。精密で細かいですが、だからこそ夢中になれる一冊です。
ジョハンナ・バスフォードさんの大人のぬり絵の本は、『ねむれる森』『海の楽園』『ふしぎな王国』などたくさんの種類があるので、好きな絵柄に挑戦してみてください。
いきなり大きい絵は無理かもと思う方は、こちらの小さいサイズから始めてみてはどうでしょうか。ハガキなので完成後は送ることも出来ます。
全ページにぬり方の見本が付いているので、「大人のぬり絵」が初めてでも大丈夫。うさぎ、パンダ、ペンギン、アルパカなどかわいい動物たちの絵柄で、小学生のお子さんでも楽しめるレベルです。
この本は、『大人のぬり絵シリーズ』の1冊。その他にも、風景や名画、戦国武将のぬり絵などいろいろあります。自分の好みの絵柄を探してみてください。
おすすめの下絵・見本無料サイト
とりあえずお試しで1枚やってみたいという人は、下絵や見本を無料でダウンロードすることをおすすめします。
こちらはミシンで有名な会社「brother(ブラザー)」が提供している「今日から始める大人のぬり絵」サイトです。
各都道府県の観光名所や曼荼羅、カレンダーにもでできる形の下絵が無料でダウンロードできます。
もう一つご紹介するのは、「コロリアージュを楽しむためのHow toサイト」。「コロリアージュ」はフランス発祥のぬり絵なので、絵柄も日本のものとは雰囲気が少し違います。
「大人のぬり絵」のコツ
材料の準備ができたら、早速塗ってみましょう。塗る時にはいくつかコツがあります。
ポイント
・絵柄の縁を先に塗る。
・薄い色から濃い色を塗っていく。
・色を重ねて奥行を出す。
塗り方を詳しく説明した動画サイトもあるので、参考にしてみてください。全部で6回シリーズです。どんどん続けて再生されるので、一通り見ることをおすすめします。
「大人のぬり絵」を学ぶ
本や動画だけではなく「大人のぬり絵」をちゃんと学びたい、本格的にやってみたいという人は、体験教室やカルチャースクールの講座、通信講座で学ぶこともできます。
「大人の塗り絵クラブ」教室
おすすめの本のコーナーでも紹介した「大人の塗り絵クラブ」では、体験教室やカルチャースクールでの講座もやっています。
講師は、「大人の塗り絵クラブ」の認定講師です。開催日や場所、料金は各教室によって違いますので、以下の一覧からお近くの教室を探して連絡してみてください。
生涯学習のユーキャン
通信講座といえば、ユーキャン。ユーキャンでも大人のぬり絵講座を受講できます。
見本の原画、下絵、テキスト、DVD、色鉛筆がセットになっていて、内容も充実しています。「大人の塗り絵コンテスト」にも参加できるので、目標を持って取り組むことができます。
「CLASS101」
「CLASS101」というサイトでも、ぬり絵講座をオンラインで受講できます。
必要なキットをすべて家に届けてくれるので、すぐに手軽に始められますよ。何度も動画を見ることができるだけでなく、質問をすれば講師が答えてくれます。
さいごに
50代からのおすすめの趣味の一つとして「大人のぬり絵」をご紹介しました。
下書きがあるので絵が苦手な人でも大丈夫ですし、必要な材料は色鉛筆と下絵だけなのであまりお金をかけず始めてみることができます。そんな手軽な「大人のぬり絵」ですが、ストレス解消や脳トレにもなるという50代以降の人におすすめの趣味ですよ!
50代から趣味を見つけたいなら、とにかくやってみることが大事!三日坊主でいいので、どんどんいろいろなことに挑戦してみてください。