そんな私に50代からでも始められる趣味はある?
今回は「スクラッチアート」をご紹介します。
目次
「スクラッチアート」とは
真っ黒な紙をプラスチックのペンで削ることでカラフルな絵が描けるという、簡単に素敵な作品が作れるアートです。
まずはご覧ください。
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カラフルでかわいらしいですね!
こんなに鮮やかなのに色を塗る必要は全くなく、削るだけなんてすごいですよね。
こんな作品もあります。
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黒い紙を使うので、夜景の絵柄はスクラッチアートにぴったり。
スクラッチアートでは、カラフルな作品だけでなく、こんな風にシンプルでかっこいい作品を作ることもできるんです。
絵柄の難易度は、簡単なものから難しいものまでさまざま。自分のレベルに合わせて取り組むことができ、どんどんレベルアップしていくこともできます。マンガのキャラクターやディズニーの絵柄の簡単なものもあるので、お子さんやお孫さんと一緒に楽しむこともできますよ。
さらに、スクラッチアートには癒し効果があるとも言われています。集中して黙々とスクラッチアートに向かう時間が、心を無心にしてくれます。
楽しさ、美しさ、癒しを同時に得られるのがスクラッチアートの魅力です。
「スクラッチアート」の材料
材料
・スクラッチシート
・スクラッチペン(つま楊枝や割りばしも可)
これだけです。
あらかじめ絵柄がデザインされたスクラッチシートが、文房具店や雑貨屋、ネットなどで売られています。また100円ショップでも売られているので、最初はそれで試してみるといいかもしれません。
絵柄はさまざまな種類があるので自分が好きなものから始めればいいですが、細かすぎると途中で挫折してしまうかもしれないので、少しシンプルなものからスタートしてください。
サイズも、大きいものから小さいものまでありますが、初めての方は小さいものから始めるのがおすすめです。
スクラッチアートペンは、色の出ないプラスチックのペンのようなものです。シートとセットになって売られているものがあるので、まずはそれを買ってください。
「スクラッチアート」やりかたとコツ
やり方といっても、難しいことはありません。絵柄に沿って削っていくと、下から色が見えてきます。どんな色が出てくるのかワクワクしますよ!
削るとカスが出てくるので、時々取り除きながら進めてください。
スクラッチシートに手を置いて削り続けていると、いつの間にか手が真っ黒になってしまっています。スクラッチシートの上に、白い紙を置いて、その上に手をのせるなどすることをおすすめします。
コツは、細く削るのではなくて、太く削ること。絵柄にもよりますが、下絵の線が太ければ、その線を何度かなぞって全部消えるように削りましょう。そのほうが下の色がよく見えるので、できあがりがきれいです。
ただ、スクラッチシートは強く削ると破れてしまうこともあるので、力は調整して下さいね。
こちらでスクラッチアートをしている様子が見られます。
「スクラッチアート」のおすすめセット
いろいろな種類のスクラッチアートのセットが発売されていますので、いくつかおすすめのセットを紹介します。
初級
ダイソーでは、花や動物、曼荼羅の絵柄、そしてディズニーキャラクターの絵柄のスクラッチアートセットを購入することができます。
もちろんすべて100円(+税金)で、スクラッチペン付きなので気軽に始められますよ。シートは2枚入っています。
ダイソーでは、「ホログラムタイプ」というスクラッチアートセットもあります。こちらは、削るとキラキラした色が出てきて、これもまたきれいですよ。
ダイソーには、30種類以上のスクラッチアートセットがあります。店舗によって品揃えが違うので、行く前に電話で問い合わせたほうがいいと思います。
また、ダイソーネットストアで購入することもできます。
中級
絵柄の美しさと色がきれいと評判です。
シートは8枚入りで、そのうち2枚はホログラムシート。とても細かい絵柄から、それほどでもないものまでいろいろなので、自分の好みの難しさを選んで進めることができます。もちろん専用ペン付き。
花と星座の絵柄や、花と動物の絵柄など、このシリーズで何種類か出ているので、好きな絵柄を探してみてください。
ムックシリーズには、少し小さめのタイプもあります。こちらは、作品を作った後、切り離してハガキとして利用できるので、誰かに贈って驚かせてみてはいかがでしょうか。
こちらも、シートは8枚入りで、4枚はホログラムシート。専用ペン付です。
ハガキサイズはもう1種類、動物の絵柄もあります。
上級
ナイトビュー(Night Veiw:夜景)シリーズです。
黒い紙を使ったスクラッチアートの良さが一番活かされるのは、やっぱり夜景!特に、このナイトビューシリーズは美しいです!
スペインのサグラダ・ファミリア大聖堂、イタリアのベネチア、カンボジアアンコールワットなど、夜景の美しい世界の12か所の都市が絵柄になっています。スクラッチアートをしながら、世界旅行を楽しんだ気分になれますよ。
サイズが大きく、絵柄も細かいので上級者向けですが、できた時の達成感はひとしおです。額に入れて飾れば立派なアート作品になります。
こちらも素敵な専用ペンが付いています。
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超上級
無地のスクラッチアートシートと竹ペンのセットです。好きな絵柄を自由に描いて、楽しむことができます。
専用の竹ペンが使いにくいという声もあるので、スクラッチアートペンは用意したほうがいいかもしれません。スクラッチアートペンはダイソーでも買えます。
まとめ
50代からのおすすめの趣味の一つとして「スクラッチアート」をご紹介しました。
下書きに合わせて削っていくだけなので、絵が苦手な人でも簡単に素敵なアート作品が作れます。必要な材料は、100円ショップでも買えるスクラッチシートと専用ペンだけなので、お金をかけずに気軽に始めてみることができます。
集中して癒し効果もあるので、趣味がなくてつまらないなあ…と悩んでいる方の気持ちもきっと落ち着くと思います。
50代から趣味を見つけたいなら、とにかくやってみること!三日坊主でいいので、どんどんいろいろなことに挑戦してみてください。