子どもたちも大きくなってやっと時間ができたけど、気が付くと何もやることがない…。これといった趣味もないし、やってみたいことも特にない…。
そんなアラフィフ女性は多いようです。
趣味探しで大事なのは、自分が「やりたい!」と思うものを見つけること。
世の中には、絵を描いたり運動をしたりとたくさんの趣味がありますが、人に勧められてやるのでは心から楽しめないし、長くも続きません。
ここでは、無趣味で無気力だった私が、本当に自分がやりたいことが見つかって日々に気力が溢れてきた趣味の見つけ方をご紹介します。
目次
あえて苦手だったことをやってみる
趣味を探そうと思って「何が好きだったっけ?」と考えても、意外に出てこないのではないでしょうか。
それもそのはず。
だって、これまで家庭のことや子どものことばかりを考えて、自分を後回しにしてきたんです。自分が好きだったこと、やりたかったことなんて忘れてしまっています。
でも、子どもの時、苦手だったこと。これは覚えているのでは?
だったら、それをやってみましょう!
子どもの時に苦手だったことは、コンプレックスとしてずっと残っています。実は克服したい、実はできるようになりたいと思っている可能性があります。
だから、やってみるのです!
子どもの時に食べられなかったものが、大人になって食べられるようになったように、子どもの時にできなかったことが、大人になってできるようになるということはあります!
私は泳げない金づちでしたが、46歳でプールに行きだして、子どもに教えてもらって泳げるようになりました。
そんなことって、あるんです!
そして、できなかったことができるようになるって嬉しいし、自信がつきます。
そういう経験をすると、「何歳になってもできる!」と年齢を言い訳にしなくなって、次々と挑戦したいことがでてきます。
ちなみに、私はその後トライアスロンの大会にまで出ました!自分でも信じられません。
正解がないことをやってみる
「趣味がない…」と悩んでいる人って、まじめな人が多いんです。趣味なんだから楽しめばいいのに、ちゃんとやらなきゃダメとか、うまくなりたいと思い過ぎてしまいます。
ボールペン習字のように「見本」とか「正解」がある趣味は、まじめな人にはあまり向きません。
「正解のないもの」を探しましょう。
例えば、「筆文字」。
「筆文字」は、ボールペン習字とは違って正解がありません。どんな文字にも味があって、「みんな違ってみんないい」。
違いは、個性です。
実は、私は「筆文字」にはまりました。
最初は自分の書いたものに自信がなかったんですが、勇気を出してインスタグラムに載せたら「いいね!」をいただけて、「ほしい!」と言ってくださる方まででてきて、なんと「買いたい!」と言ってくださる方まででてきてびっくりでした!
筆文字に限らず、絵や写真、ガーデニングやブログなども「自分らしさ」が味になります。
あの人のここもいいけど、私のここもいいとそれぞれの良さが尊重されるものをやってみることをおすすめします。
だれかの趣味をまねしてみる
長い間、自分のための時間を持っていないとやることのアイディアすら湧いてこないかもしれません。
その場合は、誰かの趣味をまねしてみましょう。もう手当たり次第で大丈夫。
子どもがダンスやピアノを習っていれば、自分もやってみる。
ご主人がジョギングやテニスが好きなら、自分もやってみる。
テレビでだれかが陶芸をやっていたら、自分もやってみる。
そんな風に。
私は、子どもがカポエイラというブラジルの格闘技や、韓国のテコンドーをやっていたときにもやってみました。結構、無謀な挑戦でしたが。
自分に何が合ってるか、何を楽しいと思うかは、意外と自分だけでは気づかないものです。
誰かが楽しんでいることがあれば、自分もやってみる。
一度始めたら続けなくては、などとは思わず、ちょっとつまみ食い程度に試してみるといいと思います。
まとめ
50代に入って時間ができてきたけど、趣味もやりたいこともないという女性のために、自分がやりたい趣味を見つける方法をご紹介しました。
今はまだ何もやりたいことがないと思っている人も、ここで紹介した方法を参考に動き出してみると、趣味探しのアンテナがだんだん広がっていきます。
楽しいことやってみたいことを見つけて、老後を充実させていきましょう!