人生の学び

頑張りすぎてしまう人におすすめの本!ゆるく自分らしく生きるコツ

一生懸命生きてきたけどもう疲れた…。

なお
じゃあ、この本を読んで一生懸命生きるのをやめてみたらどうですか?

『あやうく一生懸命生きるところだった』は、一生懸命生きるのをやめて、ゆるくて自分らしい生き方を選んだ著者のエッセイ。

自分をすり減らす毎日から抜け出したことで見えてきた景色は、世間から見れば大したことのない負け組の世界かもしれません。

でも、著者にとっては「意外に悪くない世界」

そして、そこで気づいたのは、

・人生に「正解」を求めない

・深刻に向き合い過ぎない

・お金のために自由を後回しにしない

・普通でつまらない毎日を幸せに過ごす

などなど、ゆるく生きるコツの数々。

内容もイラストもゆるくて、読んでいる間に肩の力が抜けて、「もうがんばらなくてもいいや。いや、がんばらないほうがいいや」と思えてきます。

このまま一生懸命生き続けるのか?

一度立ち止まって考えさせてくれる本です。

「心が軽くなる」と話題の韓国のベストセラーエッセイのゆるく自分らしく生きるポイントをご紹介します。

こんな人におすすめ

・一生懸命生きることに疲れた人

・がんばってきたのに報われない人

・ゆるく自分らしく生きたい人

目次

あきらめたって問題ない

あきらめる

出典:『あやうく一生懸命生きるところだった』

「あきらめたら負けだ」「継続は力なり」

あきらめないことを良しとする言葉はたくさんありますよね。

運動会だって受験だって、あきらめたら負けと思って必死にがんばりました。

著者も第一志望の大学に受かるまで、あきらめずに三浪したそうです。

でも、志望校に受かっても、結局人生はさほど変わらず、むしろ一つの志望校にこだわったことが自分の道を狭くしてしまったそうです。

世の中にはたくさんの道が存在する。ひとつの道にこだわりすぎるのは、ほかの道をあきらめているのと同じことだ

引用:『あやうく一生懸命生きるところだった』

そして、気づきました。

「あきらめなかった」のではなく「執着した」のだと。

あきらめないことは悪いことではありません。でも、あきらめないことと執着することとは違います。

執着とは「一つのことに心をとらわれて、そこから離れられないこと」です。

心を囚われてしまうと周りが見えなくなり、時には自分を追い詰めてしまいます

「これしかない」と思うことは一点集中でエネルギーを注げるという利点もありますが、「これしかない、だから逃げられない」と自分を苦しめる原因になってはいけません。

人生には、360度の可能性が広がっているのです。

自分を追い詰めるのではなく、顏を上げて、周囲を見回して「本当にこれしかないかな?」と自分に問いかけてみることも大切です。

人生に正しい選択なんてない

可能性

生きていれば、事故もあれば災害もあります。絶対大丈夫だと思っていたことに失敗することだってあります。

何もかも思い通りにいった人生の人なんているんでしょうか?

大成功している人だって、過去に大変なことや想定外のことがあったはず。有名な人の伝記を読めば一目瞭然。

それなのに、私たちは「選択」について慎重になりがちです。

「進学か、就職か」

「結婚か、独身か」

「仕事を続けるか、辞めるか」

そして、選んだ道が失敗だったかなあと後悔することも。

でも、筆者はこう言います。

眉間にシワを寄せて「どれを選べばいいか?」「正解はどれか?」と思い悩み、自分を苦しめる必要なんてまったくない。

人生のすべてをコントロールしようと考えてはいけない。だって、そもそも不可能なのだから

引用:『あやうく一生懸命生きるところだった』

人生には何が起こるかわかりません。

人生に正しい答えなんてないし、Aを選んだからBになるという保証もありません。

だから、悩みすぎず苦しみすぎず、どちらかを選んで進んでいけばいいんです。

そして、後悔も不要

「災い転じて福となす」とも言いますし、後悔したからといって、人生の終わりは天国なのか地獄なのかも私たちにはコントロールできないのですから。

ちなみに、本の中で『ブルース・オールマイティ』という映画が紹介されています。

主演はジム・キャリー。

こちらで観られます


何をやってもうまくいかない男性が、なんでも叶う力が与えられるのですが、自分だけではなくみんなの夢も叶えてあげようとします。

すると、世界は大混乱。

なぜなら、みんなに宝くじが当たれば配当金は数円にしかならないし、みんなが仕事をやめてバカンスに行けば社会は成り立ちません。

この映画を見た筆者は、こう言っています。

僕がいつまでも恵まれた環境に身を置けないのも、すべて世界平和のためだったんだ。

引用:『あやうく一生懸命生きるところだった』

「ムダ足」こそ人生の醍醐味

ゆっくり生きる

出典:『あやうく一生懸命生きるところだった』

効率的、合理的がよいとされる社会では「ムダ」が許されません。

「ムダ=無益」と考えられがちですが、筆者はそうではないと言っています。

目標物に向かって最短距離で一目散に駆け寄り、代金を支払う男性のショッピングは効率的だが、どれだけつまらないものか。

半面、女性のショッピングは本来の目標も忘れてしまうほどに、あれこれ冷やかしてまわる。もはや無の境地のレベルの楽しさがありそうだ。

偶然の楽しみでいっぱいの目的のない一歩。これこそが人生を豊かにしてくれる醍醐味なのかもしれない。

引用:『あやうく一生懸命生きるところだった』

人生はよく旅に例えられますが、ムダのない旅は疲れるだけで面白くないですよね。

寄り道をしたり、ぼーっとしたり、忙しい毎日では味わえないムダを経験するのが旅ではないでしょうか。

人生も同じ。

効率化と合理化ばかりを目指していてはすり減ってしまいます。

人生にとっては、「ムダ=ゆとり」

人生という旅を楽しみたいなら「ムダ」が大切です。

人生は「結果」ではなく「物語」

人生は物語

どの人生もゴシップ記事の見出しではない。
とても長い物語、つまり小説なのだ。

引用:『あやうく一生懸命生きるところだった』

「ビジネスで大金を稼いだから成功した人生」

「夢が叶わなかったから失敗の人生」

そんなふうに、誰かの人生に短いレッテルを貼ることはできません。

誰の人生にも紆余曲折があり、試行錯誤があって多様です。

「事実は小説より奇なり」という言葉があるように、現実で起こる出来事は、空想で描かれた小説よりももっと不思議で面白いのです。

そして、私たち一人一人は、その小説よりももっと面白い「人生」という名の物語の主人公。

私たちの人生にも何章ものエピソードがあります。

一つのエピソードが失敗だったとしても、それは後々の章の伏線として生きてくることもあります。

物語が成功か失敗かで評価されないように、人生も成功や失敗では測れません。

人生に大事なのは「読み応え」

トータルで読み応えのある人生が送れればいいのではないかと思います。

期待しなければ毎日がラッキー

抵抗しない

出典:『あやうく一生懸命生きるところだった』

ドラマでも映画でも、あるいは旅行でも、期待し過ぎてがっかりしたという経験はありませんか。

筆者は、人生も同じだと言っています。

自分の人生に期待しすぎるから、理想とのギャップにがっかりするのだ。だから期待し過ぎるなと。

すでに望んでいる結果があるから、期待することで「基準」が生じる。そして自ら設定した基準を満たすかどうかによって、「期待以上」「期待以下」に判別される。(中略)

もし人生も、期待せずに生きられたら、毎日がラッキーの連続、すべてがサプライズプレゼントみたいに感じられるのかもしれない。

引用:『あやうく一生懸命生きるところだった』

期待しなければ「こんなもんだね」と心が広くなり、少しでも良ければ「案外いいじゃん」と満足を感じやすくなります。

さらに、もし想定外の良さだったら大満足。

期待してがっかりを味わうくらいなら、期待せずに満足を味わえたほうが楽しいですよね。

自分に期待しないと成長しないという考え方もあると思います。

期待しないというのは「自分はダメだ」と思えと言っているのではありません。

社会の基準や誰かとの比較で基準を作るのではなく、「自分は自分」でやってみようということです。

筆者は最後に言っています。

あまり期待しすぎるな。合格ラインなんていう基準は設けず、過度な期待をせず、楽しく生きてみよう。

そうすればそのうち、こう思えるかもしれない。

あれ?以外に悪くないね、人生って!

引用:『あやうく一生懸命生きるところだった』

著者:ハ・ワン

韓国のイラストレーター、作家

1ウォンでも多く稼ぎたいと、会社勤めとイラストレーターのダブルワークに奔走していたある日、「こんなに一生懸命生きているのに、自分の人生はなんでこうも冴えないんだ」と、やりきれない気持ちが限界に達し、40歳を目前にして何のプランもないまま会社を辞める。

フリーのイラストレーターとなったが、仕事のオファーはなく、さらには絵を描くこと自体それほど好きでもないという決定的な事実に気づく。

以降、ごろごろしてはビールを飲むことだけが日課になった。特技は、言い訳つけて仕事を断ること、貯金の食い潰し、昼ビール堪能、などがある。書籍へのイラスト提供や、自作の絵本も1冊あるが、詳細は公表していない。

Amazon著者紹介から引用

第二弾『今日も言い訳しながら生きてます』も、心のもやもやがなくなると好評。


さいごに

いつのまにか一生懸命生きてきたけれど、それで本当に幸せなのか?これが私が送りたかった人生なのか?

そんな疑問を感じだしているなら、ぜひこの本を読んでみてください。

月並みですが、人生は一度きり。少し立ち止まるぐらい大丈夫。

むしろ、立ち止まってどう生きたいのかを考えないと、疲れ切って擦り切れて、自分の人生なんだったんだ?ということになりかねません。

この本を読みながら、「一生懸命生きること」とゆっくり向き合ってみてください。

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