目次
「ミニ盆栽」とは
「ミニ盆栽」とは、手のひらに乗るぐらいの小さくてかわいい盆栽です。
「盆栽」というと高級なイメージや50代よりももっと年配の方がするようなイメージもありますが、「ミニ盆栽」は違います。
「ミニ盆栽」は、数千円程度の手ごろな価格で買えますし、和の雰囲気を気軽に取り入れられると幅広い世代で人気が広がっています。
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「ミニ盆栽」は日本の伝統文化の一つですが、最近は「和」だけではなく「洋」な雰囲気のミニ盆栽もあります。和室に置かないといけないものではなく、洋室に置いてもすっと馴染みます。
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「ミニ盆栽」の作り方・育て方
「ミニ盆栽」を苗から育てることもできなくはありませんが、一から作るのはやはり初心者には難しいです。しかも、良い形の盆栽になるまでに数年間かかってしまいます。
なので、まずは「ミニ盆栽」のセットを購入して始めることをおすすめします。ある程度、育ったものの芽や葉を積んだり、針金を巻いて自分の好みの形に変えるなどを楽しむことができます。
「ミニ盆栽」の育て方に、それほど特別なことはありません。日光に当てたり、水やりをしたりといった植物を育てるときと同じような世話をしてやります。そこに、形を整えるための剪定が加わります。
簡単と言っても、うっかり水やりを忘れたりすると枯れてしまう繊細なものでもあります。盆栽も生き物なので、愛情をもって育てようという気持ちは大切です。
通販で買える初心者向けセット
「ミニ盆栽」にはいろいろな種類がありますが、木の種類によって初心者でも育てやすいものとそうでないものがあります。ここでは初心者向けのセットを選びました。
すべて通販で買えるので、早速挑戦してみてください。
黒松
盆栽と言えば、「松」。そんな盆栽の代表格である「黒松」を、初心者でも楽しめるセットです。
海岸沿いにも自生する黒松は暑さや寒さに強いので初心者でも育てやすい盆栽の一つ。
荒れた幹肌が盆栽らしく、和な雰囲気を楽しみたい人におすすめです。
盆栽:樹高10cm×幅3cm
盆栽鉢:万古焼 鉢幅8cm×高5cm
盆栽職人が良い形に整えてくれているので、そこから更に幹を太らせたり、枝数を増やしたり、形を整えたりしながら、自分だけの盆栽に成長させることができます。
このミニ盆栽セットは、購入後にレビューを書くとミニ盆栽の育て方の教材を無料でプレゼントしてくれます。また、メルマガに登録しておくと、毎月ミニ盆栽のお手入れ方法についてのメールが届くので、初心者でも安心して始められます。
ベニシタン(紅紫檀)
「ベニシタン」は、中国原産のバラ科の低木です。花と実が楽しめます。
暑さにも寒さに強いだけでなく、剪定で失敗してしまっても、またすぐに枝が出てくるので初心者でも安心して挑戦できます。
初夏に花が咲き、秋には赤い実がなります。そして、冬の間も楽しめるのでお正月の飾りとしてもいいですよ。
盆栽:樹高15cm✕幅13㎝
※鉢の大きさや種類は異なる場合がある
しっかりと芸術的な曲がりが施されたベニシタンです。届いたその日から、立派な盆栽として楽しむことができますよ。
ちなみに、春になると小さなかわいらしい白い花を咲かせるシロシタンもあります。
上記の通販店では、盆栽用のハサミや殺虫剤などもセットで購入可能。
盆栽を普通のハサミで剪定すると枝の断面がつぶれてしまい、傷の治りが遅くなったり、そこから雑菌が入ったりしてしまいます。盆栽用のハサミを持っていない人は、この機会に併せて購入しておくといいですよ。
ミニ盆栽の育て方の説明書付です。
もみじ
家にいながら紅葉を楽しめる「もみじ」のミニ盆栽もおすすめです。
もみじは寒さ暑さに強く、また害虫もつきにくいので初心者でも育てやすい樹種です。春の芽摘み、初夏の葉刈りなど手間をかけてやればやるほど美しく育つので、少し手間はかかりますが、その手間を楽しみたいという人は「もみじ」に挑戦してみてください。
盆栽の大きさ:樹高20cm✕幅15㎝
盆栽鉢:万古焼
このミニ盆栽セットは、もみじの中では有名な「出猩々もみじ盆栽(デショウジョウモミジ)」という品種です。春の新芽が真っ赤で美しいことから「春もみじ」とも呼ばれます。
鮮やかな赤い新芽から、夏には若々しい緑の葉になり、秋には紅葉し、冬には葉を落とします。季節の変化を見られるのは、もみじのミニ盆栽ならではの楽しみです。
わかりやすいミニ盆栽の育て方の冊子付です。
鉢の色を黒、白、ピンクから選べたり、苔の置き方を選んだりすることもできるので、自分だけのアレンジが楽しめます(キャンペーン期間中のみ。詳細は上記サイトで確認してください)。
桜
ミニ盆栽で「桜」を育てることもできます。
桜にはいろいろな品種がありますが、その中でも育てやすいのは「旭山桜(一才桜)」。木が小さいうちから花が咲き、鉢植えに適しています。他の種類の桜よりも成長力があるので、初心者で桜のミニ盆栽に挑戦したいなら「旭山桜(一才桜)」がおすすめです。
11〜3月はつぼみで、4月に開花します。5〜10月は葉が茂り、一年中楽しめますよ。
盆栽:樹高18㎝
盆栽鉢:瀬戸焼
八重の桜が咲く、旭山桜のミニ盆栽のセットです。
育て方説明書がついていますが、より詳しいお手入れ方法を知りたい場合は、メールで問い合わせれば答えてくれるので安心です。
お願いすればメッセージカードも付けられるので、ご両親やお友達などにプレゼントしても喜ばれるかもしれません。
ちょこぼん
最後に紹介するのは、「ちょこぼん」。観葉植物を育てるように盆栽を育てることをコンセプトに、色々なタイプのミニ盆栽を販売しているミニ盆栽専門店です。
丁寧なサポート体制が整っているので、初心者でも安心して取り組めます。
出典:ちょこぼん
木の種類もさまざま、鉢のタイプもさまざまなものが揃っています。盆栽は盆栽職人が、鉢は漆器職人が手作りで作っていて、こだわりが感じられます。
また、「植物+器+水受け」がトータルでデザインされているので、届いたものを置くだけでおしゃれに決まります。
ちょこぼん公式サイト→こちら
まとめ
50代からのおすすめの趣味の一つとして「ミニ盆栽」をご紹介しました。
「盆栽」というと、高いんじゃないの?難しいんじゃないの?という不安がありますが、「ミニ盆栽」の場合はそんな心配は不要。価格は数千円と手頃ですし、ここで紹介した松やベニシタンなどの木は生命力が強いので初心者でも大丈夫です。
通販で購入するのは不安という方もいるかもしれませんが、ここで紹介した通販店は口コミ評価がとても良い所ばかり。説明書が付いていたり、メールで問い合わせると丁寧に教えてくれるサポート体制も整っているので安心です。
50代から趣味を見つけたいなら、とにかくやってみること!どんどんいろいろなことに挑戦してみてくださいね。