会議中や授業中に突然襲ってくる眠気。顔を洗いに行くことも、ストレッチをすることもできない。
そんなときに、その場に座ったまま、簡単に眠気を覚ますことができる方法を5つご紹介します。
すべて実践済みで、効果は検証済み!
効果は個人によって異なります。
目次
100から7を引く
①頭の中で100を思い浮かべる。
②100-7をする。答えは、93。
③93-7をする。答えは、86。
④86-7=79・・・と、引けなくなるまで答えから7を引く。
眠い時に難しいことを考えると余計に眠くなりそうですが、その逆。シンプルだけど複雑なことを考えると、眠気は覚めます!
1回では眠気が覚めないようならもう一度①から繰り返すか、「100から8を引く」のように少しバージョンを変えて続けてみてください。
ココに注意
好きなことを思い出す
例えば、好きな歌手がいれば、その歌手アルバムのタイトルをすべて思い出したり、好きな野球チームがいれば、選手の名前と背番号を全部思い出すなど、好きなことでシリーズ性のあるものをすべて思い出してください。
「好きなことを考える」というだけで、ある程度目が覚めます。そして、それにまつわることを思い出そうとすることで、より目が覚めていきます。
シリーズ性のあるものが思いつかなければ、好きな歌でも大丈夫です。歌詞を思い出しながら、頭の中で歌ってみましょう。
ハミングでは効果がなく、しっかり歌詞とその意味を理解しながら歌うことが大切です。意味がわかると、大脳からドーパミンという覚醒物質が出て、より眠気が覚めやすくなるのです。
また、静かな歌よりもノリやテンポのいい歌がおすすめです。
ココに注意
息を止める
少しの間、息を止めてみてください。
息を止めて一時的な酸欠状態を作ることで、脳が危機感を察知し眠気を覚ますことができます。
危機感が必要ですから、ある程度苦しいと感じるまで息を止めておく必要があります。限界まで苦しくなったら、ゆっくり鼻から息を吸い込みましょう。数回これを繰り返してみてください。
少しでも早く眠気を覚ましたいなら、一度ゆっくり息を吐きだしてその後で息を止めましょう。
ココに注意
指を組んで動かす
①両方の手の指を組む。
②「右手の中指動け!」と考えてその指を動かす。
③「左手の小指動け!」と考えてその指を動かす。
どれか一本の指を動かそうと決めて、手を見ずに動かしてみてください。
「動け」という指令に脳を反応させることと手先を動かすことで、脳が活性化し眠気を覚ますことができます。
指の絡み方をより複雑にしたり右手と左手の距離が離したりすると負荷が高くなり、より脳が活性化します。
指を順番に交互に組むのではなくでたらめに組んでみたり、片方の手の指を複雑に握った状態で(中指と薬指で親指を挟むなど)腕組みをしてやってみたりするのもおすすめです。
ココがポイント
耳を引っ張る
両耳でも片耳でもいいので、耳たぶを持って上や下、横に引っ張ります。これを数回繰り返すと目が覚めてきます。
耳やその周りには100個以上のツボがあると言われており、耳を引っ張ることで、それらのツボに刺激が加わり眠気が覚めます。
ポイントは、強く引っ張ることです。耳をやさしく触ると気持ちよくなってしまい、逆効果です。少し痛いかなと思うぐらい引っ張ってください。
耳には肩コリや頭痛に効果のあるツボもあるので、眠気以外のことも解消されるおすすめの方法です。
ココに注意
さいごに
道具を使わず、その場で周囲に気づかれることなく眠気を覚ます方法を5つご紹介しました。
昼食の後や、春眠暁を覚えずといわれる春の午後は、静かに眠気が襲ってきます。ここでご紹介した方法で、眠気を乗り越えてください。