こんな人におススメ
・一人でもできて簡単に始められる趣味を持ちたい。
・「切り絵」に興味がある。
・「切り絵」の図案をダウンロードできるサイトを知りたい。
・「切り絵」のおすすめキットを知りたい。
目次
「クロスステッチ」の魅力
クロスステッチは、糸で✕印(クロス)に縫いながら模様を描いていく刺繡です。縫い方が、✕印(クロス)の一種類だけなので、それさえマスターすればOK!
クロスステッチは、「刺繍なんて無理無理」とか「手芸は苦手…」「手先が不器用…」という人にもおすすめです。
クロスステッチは、小さなものから大きなものまで、また簡単なものから難しいものまで、自分がやりたいものやできそうなものを選んで取り組めるので、無理なく進めることができます。
また、無料の図案をダウンロードしたり、自分が図案をデザインすることもできるので、続けていくうちに楽しみが広がっていきます。
クロスステッチは、✕印(クロス)をチクチクと縫い続けるので地道な作業…と感じられるかもしれませんが、これにも良い効果があります。集中することで自律神経が整いリラックスできるうえに、手先を使うので脳の老化が抑えられるのです。
では、実際にクロスステッチでどんな作品が作れるのか見てみましょう。
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くるみボタンを作ったり、しおりを作ったり、シャツのポケットにクロスステッチをあしらったりと、アイディア次第でいろいろな楽しみ方ができるのも魅力です。
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飾ったりプレゼントしたりと用途もさまざま。クロスステッチは、楽しみながら長く続けられる趣味になりますよ。
「クロスステッチ」の材料とやり方
クロスステッチで必要な道具は多くありませんし、高い道具もありません。気軽に始められますよ。
材料
材料
・クロスステッチ用針
・クロスステッチ用布
・刺繍糸
・図案
・刺繍枠
針は、クロスステッチ用のものが必要です。普通の針だと刺繍糸が通りませんし、刺繍針よりもクロスステッチ用針を使ったほうがやりやすいです。
布も、クロスステッチ用のものがおすすめです。クロスステッチはマス目をカウントしながら縫い進めるので、最初のうちはマス目のわかりやすい布を使って練習しましょう。アイーダやジャパクロスといった種類の布がおすすめです。
図案は、あとで無料ダウンロードできるサイトをいくつか紹介しますので参考にしてください。また、クロスステッチの図案が載った本もあります。
やり方
クロスステッチは、布のマス目を数えながら図面に合わせて✕印(クロス)を縫っていきます。縫い始めと縫い終わりの方法とバツ印(クロス)の縫い方さえわかれば、あとはひたすら縫うだけです。
こちらの動画も参考になります。
そんな人には、布にデザインが描かれているキットがおすすめです。布に描かれた指示通りに縫っていけばいいので安心ですよ。
のちほどクロスステッチに初めて挑戦する人におすすめのキットを紹介します。
「クロスステッチ」図案無料ダウンロードサイト
クロスステッチの図案を無料でダウンロードできるサイトがいくつかあります。ここでは、おすすめの3つのサイトをご紹介します。
「D.M.C」
出典:D.M.C
刺繍糸や毛糸の専門店「D.M.C」のサイトでは、刺繍や編み物などの図案500種類以上を無料でダウンロードできます。「分野」で「クロスステッチ」を選ぶと、たくさんの図案がでてきます。
更に「レベル」で「初心者」「初級」「中級」「上級」を選択して、自分のレベルに合った図案を見つけることもできます。
世界をテーマにした図案や動物、虫、花などたくさんの図案があります。アルファベットの図案もあるので、文字も縫えるようになりますよ。
出典:D.M.C
手芸のオリンパス・クロスステッチ図案
出典:手芸のオリンパス
布のマス目の種類に合わせて、クロスステッチの図案が提供されています。大きなマス目の布ならこの図案、小さなマス目の図案ならこの図案、のようにです。
ちなみに、こちらは最も大きなマス目用の図案で作った作品です。シンプルな図案だけれど、かわいいですよね。
出典:手芸のオリンパス
他にも、動物の図案やくるみボタンが作れるデザインの図案などがあります。徐々に小さなマス目の布を使って難しい図案に挑戦していってみてください。
宗のりこのちいさいおみせ
出典:ちいさいおみせ
「そこに物語はあるか」をモットーに、絵本のような刺繍作品を作っている刺繍作家 宗のりこさんのサイトで、かわいくてユーモアにあふれた図案をダウンロードすることができます。
宗のりこさんは『ふたりはともだち』という絵本に出てくる「がまくんとかえるくん」をモチーフにしたクロスステッチの図案集も出版しています。
サイトから無料でダウンロードできる図案は多くはないですが、こんなかわいい作品が作れたら素敵ですよね!
出典:ちいさいおみせ
「クロスステッチ」の初心者向けキット5選
クロスステッチをもっと簡単に始めたいという人には、キットがおすすめです。
材料が揃っているので届いたらすぐに始められますし、布に図案が印刷されているものであれば、指示通りに縫っていくだけで作品を仕上げることができます。
初心者でも楽しく、そして達成感のある作品を作ることのできるキットを5つ選んでみました。
ぬり絵みたいなクロスステッチ
布に描かれた記号を塗りつぶすようにクロスステッチするだけ。まるで「ぬり絵」をしているかのようにクロスステッチを楽しめるキットです。
マス目を数える必要もないので、テレビを見ながら、おしゃべりをしながらでもチクチク縫えますよ。
直径14.5㎝のフレームがついているので、出来上がった作品を飾ることができます。
図柄は、猫、鳥、バラ、リースがあります。
刺繍糸、クロスステッチ用針、刺繍布(図案プリント済み)、フレーム、作り方説明書がセットになっています。
はじめてのクロスステッチ
タテ10cm✕横10cmのコースターを作ることができるキットです。
『クロスステッチの基本』という小冊子が付いています。写真入りでわかりやすく説明されている、基本をしっかり学ぶことができますよ。
バラ以外にも、鳥や猫の図柄があります。
刺繍糸、クロスステッチ用針、中くらいの粗さの布と図案がセットになっています。
和もようのクロスステッチ刺繍キット
タテ9cm×ヨコ12cmのポケットティッシュケースに、和模様のクロスステッチをするキットです。日本の伝統を感じさせるような和模様が素敵です。
ポケットティッシュケースは完成品なので、自分で作る必要はありません。
生成の布に紺色の刺繍糸を使うものと、青色の布に白色の刺繍糸を使うものとの二種類があります。
クロスステッチ布のティッシュケース、クロスステッチ用針、刺繍糸、図案付き作り方説明書がセットになっています。
クロスステッチがどんどん好きになる ステップアップ式レッスンの会
フェリシモという通販会社の出しているクロスステッチキットです。月1回✕6回材料と説明書が定期的に送られてくる通信講座です。必要なものがすべてセットになって届きます。
簡単なものから始めて、だんだん難しいものになっていくので、クロスステッチをしっかり学んでみたいという人におすすめです。
ピンクッションやミニバッグ、ポーチなどかわいい布小物が作れるので、達成感もありますよ。
出典:フェリシモ
フェリシモでは、その他のクロスステッチの通信講座もあります。フランスの景色の図柄をステッチしたり、スヌーピーをステッチしたり。和柄やレース模様の図柄などもあります。
また、通信講座ではなく1回だけのセットもあります。
以下のフェリシモのサイトで「クロスステッチ」と入力して、わくわくするものを探して挑戦してみてください。
「アンヌさんが描くフランスの暮らしと四季の風景クロスステッチの会」
スタンプ済み刺繍スターターキット
タテ35㎝✕ヨコ46㎝のゴッホの絵を完成させるクロスステッチキットです。なかなかの大作ですが、初心者でも挑戦できる工夫がたくさんあるキットです。
まず、生地に色付きで図柄が印刷されています。だから、図柄の色と刺繍糸を合わせて縫えばいいのです。もちろん刺繍糸も番号順にわかりやすく整理されています。
根気は必要ですが、黙々とステッチをしていくと無心になれます。
ゴッホ以外にも絵画のような美しい図柄がたくさんあります。
まとめ
50代からのおすすめの趣味の一つとして「クロスステッチ」を紹介しました。✕印(クロス)を縫っていくだけなので、手芸が苦手という方にもおすすめです。
一針一針縫い進めるうちに気持ちが落ち着いたり、手先を使うことで脳の活性化にも役立ちます。また、根気よく縫い進めていった先に素敵な作品ができるので達成感も味わうことができます。
50代からの趣味探しは、とにかくやってみること!三日坊主でいいので、どんどんいろいろなことに挑戦してみてくださいね。