主婦の悩み

主婦・母親として生きる意味ってなんだろう?わたしの答えは「母船」でした。

主婦の意味

妻・母親・専業主婦、どれも大切な役割だけど報われない…。
なお
わかります。私もそうでした。でも、悩みぬいてある答えが出たら楽になりました。

この記事では、
「主婦である自分ってなんだろう?」
「母親ってなんだろう?」
「家族にとっての私ってなんなんだろう?」
「主婦・母親として生きる意味ってなんなの?」
というモヤモヤやイライラを感じている方に、私なりに見出した答えをご紹介します。

「私は〇〇だ」という答えが見いだせると、日々のモヤモヤが解消されるんです。

「自分もそうかも!」あるいは「自分はちょっと違うなあ?」という気づきを通して、ご自身なりの答えを見つけるきっかけになればと思います。

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目次

主婦・母親は報われない仕事なのか

ご飯を作って、掃除して、洗濯して、ごみ捨てて、家計簿つけて、郵便物とプリントを確認して、宅急便を受け取って、おやつを準備して、宿題を教えて、一日の話を聞いて…。

主婦であり妻であり母親であるという役割を兼任していると、毎日こまごました仕事がたくさん。まさに、マルチタスクです。

しかも、時にはコックであり、時には教師であり、時には看護師と多くの役割を変幻自在にこなさなければなりません。

忙しい主婦

そんな大変なことを日々こなしているのに、家族にとってそれは当たり前。感謝の言葉を聞くことはほとんどありません。

主婦や母親という役割を持っている方は、多かれ少なかれ共感していただけるところが多いのではないでしょうか。

「誰かがやらないといけないのはわかってるけど、なぜわたしだけ?」
「家族にとっての「わたし」ってなんだろう?」
「主婦として母親として生きる意味って一体なんだんだろう?」

かつての私には、そんな怒りと諦めが混ざったような気持ちがよく湧いてきていました。

フルタイムの仕事をやめて自分の稼ぎもなかったことも相まって、自分は「雑用係」なのか?「ただ働きの召使い」なのか?!とムカムカすることもよくありました。

主婦なんて、母親なんて、なんて報われない仕事なんだと、毎日嘆いて、イライラし、わめきまくって、落ち込んで、完全に情緒不安定。半分ウツ状態に。

その時の、赤裸々体験記がこちらです。

専業主婦はみじめ&家事の苦痛を克服!無価値観からの立ち直りの軌跡

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主婦・母親である私は「母船」

そんなある日、ふとある考えが浮かびました。

自分が家族からどう思われているかよりも、自分は家族にとってどうありたいのかを考えることが必要なのではないかと。

仕事や勉強をするときには目標を決めてそこに向かっていくのに、主婦や母親としての目標は考えたことがありませんでした。

少なくとも主婦になることと母親になることは自分で選んで、自分で決めたのですから、どういう主婦、どういう母親になりたいのかというビジョンを持つことが大切ではないかと考えたのです。

「主婦として母親として私はどうありたいか」

このテーマにしばらく向き合い続けました。

考える主婦

雑用係や召使でありたいわけではない。

かといって、この家や家族を管理する上司になりたいわけでもない。

向き合い続けていたある日、ぱっとあるイメージが浮かびました。

わたしは「母船」でありたいと。

家族が健やかな気持ちで外の世界に出ていくことができる。
「あの母船に帰ればいいんだ」と安心感をもって航海できる。

帰ると、心と身体を休めることができる。
外で大変なことがあっても、明日への英気が養える。

 

そんな「母船」でありたいと。

 

そして、筆文字とパステル画を描いている私は、そのビジョンを絵にしてみました。

わたしは、大きな母船。そして、三艘の小船(主人と子ども二人)は毎日自由に航海しています。

わたしは、大切な家族を乗せた大きな母船の船長。安全・安心第一で、みんなが母船を見失わないように、ゆっくりと航海を進めています。

でも、実はコック長、教師、看護師なども兼務で大忙し。面倒な仕事も多いけれど、家族それぞれの小船が、自由に意気揚々と航海するためならそれも重要な仕事。

ここでのポイントは、わたしは「船」であって、海辺の「灯台」ではないということ。家族を照らしてじっと待っているのではありません。

わたしも時がくれば、遠くを目指して航海にでます。もしかしたら家族のだれよりも遠くに行くかもしれません。

でも、その時がくるまでは、ゆったりとどっしりと大海原でたゆたっていたいと思います。

毎日それぞれの航海に臨んでいく小船たちに、「いってらっしゃい」「おかえりなさい」と笑顔で言いながら。

見送る主婦

これだ!と思いました。

私のありたい姿と立ち位置を表現しているのは、まさにこれだと。

この「母船」という一言がわかったことで、私は日々をどのように過ごせばいいか、毎日の家事や雑事にどのような気持ちで取り組めばいいのかがわかりました。

そして、イライラ、モヤモヤすることなく、母船としてゆったりと構えていられるようになったのです。

私は毎日この絵を見ています。
自分の気持ちが揺らいだ時も、この絵を見ると自分のありたい立ち位置に帰ることができるのです。

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「私は〇〇だ」を探す

では、ご自身ではどうでしょうか?

「私は〇〇だ」にはどんな言葉が入りますか?

「私は太陽だ」「私は星だ」「私は春の陽気だ」などなど、いろいろな表現が入ると思います。ぜひ自分にしっくりくる言葉を探してみてください。

まとめ

主婦や母親というなかなか報われることのない役割を持ってイライラ、モヤモヤしている方に向けて、「私はどうありたいのか」と考えることの大切さをお伝えさせていただきました。また、私なりの答えも紹介しました。

「私はどうありたいのか」を言葉にすることができると、自分の役割が明確になりモヤモヤしたりイライラしたりすることが減ります。

答えは人それぞれです。じっくり自分と向き合って、自分なりの答えを見つけてみてください。

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