目次
「つまみ細工」とは
「つまみ細工」は、小さく切った布や絹を使って花や模様を作る日本の伝統的な工芸品です。折ったりつまんだりして作るので「つまみ細工」と呼ばれます。
針や糸は使わないので、手芸が苦手な人にもおすすめです。
「つまみ細工」は、かんざしなど和装の装飾品に使われますが、ブローチやピアスなど洋服にあう小物を作ることもできます。
「つまみ細工」でどんな作品が作れるのか、見てみましょう。
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結婚式や成人式、七五三などで着物を着たときにつまみ細工の装飾品を使うと華やかになりますね!
こちらは、Tシャツとデニムのファッションにも似合いそうな作品です。布の種類や形が違うと、ずいぶん雰囲気が違いますよね。
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「つまみ細工」の作り方
「つまみ細工」は難しそうに見えるかもしれませんが、その工程は意外はシンプルです。
正方形に切った小さな布を折りたたんだり摘まんだりしてパーツを作ります。そして、それらを組み合わせて作品に仕上げるのです。
こちらの動画が参考になります。
「つまみ細工」の材料
つまみ細工の基本的な材料は、以下のとおりです。
・布(ちりめんや羽二重、綿ローンがおすすめ)
・ピンセット(先が細いものがおすすめ)
・のりやボンド(速乾性がおすすめ)
・厚紙やクリアファイル(のりを出したり、パーツを乾かすため)
・アクセサリーパーツ(作る作品に合わせて)
どれも100円ショップで買えるものばかり!
でも、初めてつまみ細工に挑戦するなら、扱いやすい布でやってみることをおすすめします。
ダイソーやセリアでも「つまみ細工キット」が売られているのですが、布がほつれやすくて難しいという口コミもあります。
なので、まずは、以下で紹介するような初心者におすすめの「つまみ細工キット」を使ってみてください。
扱いやすい布と必要な道具が揃っていて、説明書や動画も付いているので初めてでも大丈夫です。届いたらすぐに始めることができますよ。
「つまみ細工」初心者おすすめキット5選
以下では、「つまみ細工」に初めて挑戦する人におすすめのキットを5つ紹介します。
ピンセットやボンドは自分で用意する必要があるものもあります。
PANAMIツマミッコで作るお花ブローチ
出典:Amazon
縦4センチ×横4センチのブローチを2種類作ることができるキットです。
「ツマミッコ」という、つまみ細工専用のピンセットも付いているので、届いたその日にすぐに始められます。
初心者でもわかりやすい説明書が付いているので、初めてでも困ることなく作れますよ。とりあえず「つまみ細工」を試してみたいという人におすすめです。
ピンク以外にも、赤色、紫色のブローチを作ることができるキットもあります。
<セット内容>
ちりめん、座金、ブローチピン、パールビーズ、ツマミッコ
※ボンド、はさみ、ものさしが必要です。
PANAMI京ちりめんつまみ細工キット:根付 大正ロマン
出典:Amazon
長さ12センチx幅9センチx高さ3センチの根付が作れるキットです。大正ロマンの雰囲気が漂うレトロな色合いで、4色から選べます。
布は、ちりめん。本格的な和風のつまみ細工に挑戦できます。
わかりやすい説明書付きです。
土台用ちりめん ・カット済みちりめん ・半球土台 1個 ・9ピン 1本 ・丸カン 2個 ・カニカン 1個 ・根付 1本 ・金ビーズ 3個 ・透かしパーツ 1個
※種類ごとにセット内容が少し異なります。
※ものさし、はさみ、ペンチ、ボンド、ボールペン、両面テープ
シルクつまみ細工ピンクグラデの半クスキット
出典:楽天市場
直径約5.5センチの美しいかんざしを作ることができるキットです。しかも、正絹なのでとても品があります。
正絹は弾力があって、つまむのが少し難しいのですが、このキットでは「ミテラメソッド」という方法で作るので、初心者でも大丈夫。
「ミテラメソッド」とは伝統的な作り方にこだわらず、洗濯ばさみを使って簡単につまみ細工を楽しみましょう!というものです。
作り方の動画も無料で公開されているので、簡単に作ることができますよ。
娘さんやお孫さんのお祝いにプレゼントするのもいいですね!
<セット内容>
2.0cm角の 縮緬 正絹生地= 40枚(シルクホワイト16枚、薄いピンク8枚、濃いピンク16枚)、金ペップ(4本)、半球台3.5cm(7cmの ユーピンセッティング済み)1本、水糊(少量)、ボンド(少量)
※用意するもの:ピンセット、洗濯ばさみ
つまみ細工キット フラワーブーケ ~木製フレーム付き~
出典:Amazon
つまみ細工を絵画のように飾って楽しめるキットです。大きさは、 縦19×横19cm。
小物やアクセサリーとはちがい、お部屋のインテリアとして楽しめます。
春、夏、秋、冬の四種類のキットがあり、花の種類が異なります。
春は菜の花、夏はひまわり、秋はききょう、冬は梅です。季節に合わせて作って、部屋に飾ると素敵ですね。
<セット内容>
ちりめんカット布各種、土台布、ペップ、ビーズ等、木製フレーム(スタンド付き)、作り方説明書、実物大型紙
※用意するもの:ピンセット、水木工用ボンド、ハサミ、つまようじ、定規、チャコペン、目打ち
フェリシモ・つまみ細工 「はじめてさんのきほんのき」レッスンの会
出典:フェリシモ
「つまみ細工」を一から丁寧に学びたいという方には、フェリシモのキットがおすすめです。月に1回キットが届き、基本の基本の「剣つまみ」と「丸つまみ」を学びます。
「剣つまみ」を使ったクリップ、「丸つまみ」を使ったキーホルダー、「剣つまみ」を組み合わせた立体的なブローチのように、1か月ごとにステップアップしていくので、無理なく学ぶことができます。
わかりやすい説明書や必要な材料と道具が定期的に届くので、継続しやすいですよ。
以下のフェリシモのサイトで、「つまみ細工」と入れて検索してください。ここで紹介した「つまみ細工 はじめてさんのきほんのき」の他にも、かんざしを作るキットや、リースを作るキットなど、さまざまな定期コースがあります。
コースは初級から上級までさまざまなので、長く続ければ「つまみ細工」をマスターできますよ。
<セット内容>
ちりめん、接着剤、ビーズなど(※デザインにより異なる)、作り方説明書(できあがり見本写真付き)
※初回お届けキットに、ピンセットがセットされています。
さいごに
50代からのおすすめの趣味の一つとして「つまみ細工」を紹介しました。
糸も針も使わない「つまみ細工」は、手芸が苦手な人にもおすすめです。
手先を使って小さなパーツをたくさん作るので、一人で黙々と作業をするのが好きな方には特におすすめ。
基本のつまみ方をマスターすれば、組み合わせ方や布の素材を変えることで、さまざまな作品を作ることができます。長く続けられる趣味になりますよ。
50代からの趣味には、採点や評価はありません。面白そうと思ったら、どんどん挑戦してみてください。