突然こんな画面が出てきて、「えっ?ほんと!?」と思いましたね?
あなたの勘は正しいです!
これはウソ!
フィッシング詐欺という詐欺サイトです!
すぐにサイトを閉じてください!
目次
そもそもフィッシング詐欺とは
金融機関などからの電子メールやウェブサイトを装い、口座・暗証番号などを不正に入手しようとする詐欺です。
アマゾンだけでなく、楽天などの大手ショッピングサイトや大手銀行サイトになりすまして、情報をだまし取ろうとします。
以下のような方法でたくみに誘導してきますので、注意してください。
フィッシング詐欺サイトは
・記事名をクリックした際に出てくる。
・メールで送られてくる。
・電子掲示板やSNSの投稿サイトにURLが記載されている。
対処法
怪しいと思ったら
詐欺サイトが出てくる前には、以下のような画面が出てくることが多いです。
これが出てきたら「怪しい!」と思って、すぐに「←(戻る)」ボタンを押すか、「✕」ボタンを押して、そのサイトを閉じましょう。
質問に答えてしまったら
サイトには、いくつかの質問が載せられています。
サイトを信じてしまって、ついいくつかの質問に答えたとしても、「男性/女性」「はい/いいえ」のような答えだけであれば心配はいりません。
絶対に答えてはいけない情報
・金融機関の口座番号や暗証番号
・クレジットカード番号
・SNSやWebサービスのID、パスワード
個人情報を入力してしまったら
口座番号やパスワード等をうっかり入力してしまったら、とにかく落ち着いて関係する会社等に連絡をしましょう。
・銀行の口座番号や暗証番号を入力してしまった
→→→銀行へ電話
・クレジットカードの番号や暗証番号を入力して
しまった
→→→カード会社へ電話
・ショッピングサイトやSNSのIDやパスワードを
入力してしまった
→→→サイトにログインしてパスワードを変更
気を付けなければならないのは、正しい連絡先やサイトを調べ直すということです。
詐欺サイト上に、うその電話番号やお問い合わせ番号が載っているものもありますので、決してそこに問い合わせてはいけません!
例えば、「〇△銀行」の詐欺サイトに情報を入力してしまったと思ったら、一度その画面から離れて、新しい検索ページを開きましょう。
そして、その新しい検索ページで「〇△銀行」と入力してください。
警察のサイバー犯罪相談窓口に連絡する
どうしたらいいかわからないという場合には、以下に連絡してみてください。
各都道府県ではインターネットに関するトラブルや犯罪の相談ができる窓口があります。
フィッシング詐欺に騙されないために
SSL通信かを確認する
SSL通信とは、インターネット上での通信を暗号化してセキュリティを高める仕組みのことです。
自分がアクセスしようとしているサイトやリンク(URL)がSSLで守られているかどうかを確認するのは簡単です。
URLの最初が「https://」となっていれば大丈夫です。
私のサイトでも、以下のように「https://」となっています。
自分でURLを入力する
金融機関やショッピングサイトにアクセスして取引をするときには、メール等に添付されているリンク(URL)をクリックするのではなく、自分でサイト名を入力しましょう。
毎回入力するのが面倒なら、お気に入りに登録しておきましょう。URLが表示されているところの右端にある☆マークをクリックすると登録できます。
・知っている企業名からのメールやサイトでも、じっくり読む。
会社に連絡をしてみる
何かおかしいなと思ったら、直接メールの送信先やサイトの会社に問い合わせてみましょう。
ただし、メールやサイトに書いてある連絡先ではなく、自分で会社名を入力して調べ直しましょう。
常に疑いの目を持つ
・心当たりのないリンク(URL)をクリックしてはいけません。
・「おめでとうございます。」「至急ご確認ください。」のような文言に踊らされてはいけません。
・知っている企業名からのメールやサイトでも、じっくり読みましょう。おかしな言い方や書き方が見つを見つけたら、そこで閉じましょう。
フィッシング詐欺のサイトは、うまく作られているもののおかしな点もあります。
「なんだろうこれ?」と思ってクリックするのではなくて、クリックする前にサイトをじっくり観察してください。
例えば、アマゾンロイヤリティプログラムのサイトでは、以下のようなおかしな点がありました。
①アマゾンのアイコンはクリックできませんでした。
②ツイッターやフェイスブックのアイコンもクリックできませんでした。
③「今日,26 1月,2021,あなたは無作為に…」日本語が妙でした。
それから、こんな点も。
以下は、上の画面に続いて出てくるiPhoneが当たった人のコメントです。
こういうのが出てくると、信じてしまいそうになりますよね。
でも、「大翔」という名前もどこか変です。
それで、いろいろ調べてみるとこんなのを発見しました。
アイコンの写真は同じ人なのに、名前が違います!
あきらかに詐欺です!
フィッシング詐欺に遭うとどうなる
最後に、フィッシング詐欺に遭ってしまったら、どんな被害を受けてしまうのかを紹介しておきます。
・銀行から預金を引き出されてしまう。
・ショッピングサイトで勝手に高額商品を買われてしまう。
・SNSのアカウントを乗っ取られてしまう。
こんな目に遭わないように気を引き締めましょう。
まとめ
「おめでとうございます!」と喜ばせてくるアマゾンロイヤリティプログラムはフィッシング詐欺です。
そして、フィッシング詐欺は、次々に新しい方法であなたの情報を盗み取ろうとしてきます。
「自分は大丈夫!」と思わずに、「自分もいつ騙されてもおかしくない」と思って、常に気を付けてください。
注意・知らないリンク(URL)やメールはクリックしない!
・サイトが開いてしまったら、すぐに閉じる!
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