子育ての忙しい時期が過ぎ、子どもたちが成長すると、家にいるのは自分一人。いっしょに出かける友達もいないし、話せる相手もいない。
寂しさや孤独を感じて不安になる40代、50代の主婦は多いようです。
この記事では、私のリアルな体験をもとに見出した40代、50代の主婦が孤独感から抜け出す3つのステップを紹介します。順番に試してみてください。
こんな人におすすめ
・孤独感が辛い40代、50代主婦
・孤独や寂しさを克服したい主婦
・孤独を克服した主婦に興味がある人
目次
50代主婦の孤独を克服する方法
家庭と子どもを優先して自分のことは後回しにして過ごしていると、友達もいない、趣味もない。
子どもたちも巣立ち、夫と一緒にでかける気分でもない。これから自分は孤独に過ごしていくんだろうか…。
そんな風に考えると、気持ちは落ち込む一方。
また、アラフィフ世代は心と体の状態にも変化が起こる時期ですから、勝手に気持ちはネガティブになっていきます。
私も不安と孤独が重くのしかかって暗い顔をしていた時期がありました。
でも、さまざまな本を読んだり、自分なりに試行錯誤することで孤独感を克服。今でも友達や話せる相手が増えたわけではないけれど、明るく前向きに過ごせています。
当時は毎日辛かったのですが、その時を振り返ってみると、こうしたから孤独感から脱出できたんだという方法を見つけることができました。
自分の気持ちを変化させることが重要なので、「こんなのじゃ無理でしょ!」なんて決めつけずに、「だまされたと思ってやってみるか」という気持ちで取り組んでみてくださいね。
Step1:自分の辛さを自分の外から見る
「孤独だ…」「寂しい…」「ひとりぼっちだ…」と、日に日に暗さが増していませんか?
悩み始めると、人は坂道を転がり落ちるように悩みの底に落ちていきます。相談できる相手もおらず一人で悩んでいると、その転落を止めることは更に加速。
「一人で寂しいのに、そのことを話せる相手もいない私はもうダメだ…」、そんな風に辛さに辛さを上乗せしていってしまいます。
そんな時に必要なのは、「自分の辛さを自分の外から見る」ことです。
自分のことは自分が一番よくわからないとも言いますよね。
周りから見ると、それほど悪い状況ではないのに自分には最悪に思えていたり、意外と簡単な解決策があるのに、自分では見つけることができないというように。
だから、一度自分を客観的に見てみましょう。手順は以下の通りで簡単です。
方法
- 紙とペンを用意する。
- 10〜20分間、自分の気持ちを書き出す。
- 客観的に書き出したものを見る。
ノートでも裏紙でもなんでもいいので紙を用意し、頭の中に浮んできたことを書き出していきましょう。誰かに見せるわけではないので、読める程度の字で大丈夫。止まらずにどんどん書いていってください。
こんな感じに。
寂しいなあ。友だちなんていないし、もう子どももいない。主人と話すのは逆に面倒なだけだし。こうしてずっと誰とも話すことなく、一人で家にいる私っていったい何だろう。孤独だよね。孤独な老人として死んでいくのかな。最悪だよね。一人で何もせずにいて、生きている意味もわからないし、もうどうでもいいや。辛すぎる、辛すぎるよ。え~、それでなんだっけ。あとは、なんか同じことの繰り返しになるけど、一体どうすればいいんだ?ふ~、は~、なんもでてこん……。
ポイントは、書く手を止めず書き続けること。
「え〜っと」「なんだっけ」と思えばそれを書き、「今日は天気悪いな」と全く違うことを考えたらそれも書きます。
時間は、必ず10分以上。できれば20分間続けてください。時間が短すぎると、自分の気持ちの奥底までを出すことができず、効果が弱いからです。
大変と感じるかもしれませんが、ひたすら書き出すことで頭の中の掃除になり、終わると頭が軽くなっているのが感じられますよ。
これは「ジャーナリング」と言って、瞑想の方法の一つなんです。「書く瞑想」とも言われています。
頭や心の中に渦巻いている思いを紙に書き出すことで「無心」になり、心が落ち着き、頭の中もすっきりします。
時間いっぱいまで書き出したら、少し休憩しましょう。別のことをして、書き出した紙のことは少し忘れておいてください。
しばらくしたら、その紙を手に取って読んでみてください。
自分の辛さや苦しさが殴り書きのように吐露されていますが、それを読んでいる自分が少し引いているのを感じることができると思います。
「孤独な老人として死んでいく」って言っても、一応夫も子どももいるから孤独死はないんじゃないかな、「一人で何もせずにいて、生きている意味もわからない」って書いているけど、何もせずに生きていけるって、ある意味幸せじゃないのかな?
こんな風に自分で自分にツッコミを入れられそうなところが出てきます。その気付きが大事です。
自分の悩みを客観的に見ることができると、最悪だと思っていたことも、まだ最悪ではないかもしれない。何か解決する方法があるかもしれないと思えてきます。
ネガティブの坂道を転がり落ちている間は、良いアイディアは浮かんできません。自分の気持ちを書き出す方法を使って、坂道での転落をストップしてみましょう。
Step2:本当に孤独なのかを見極める
坂道の途中で止まれたら、次にすることは、自分は「本当に孤独なのかを見極める」ことです。
「孤独」と「一人」の違いを考えたことがありますか。
どちらも仲間や相手がいなくて自分だけであることを表していますが、言葉の印象は違いますよね。「孤独」には寂しさがありますが、「一人」はプラスもマイナスもない中立的な言葉です。
自分の状況を「孤独」と言ってしまうと寂しく辛くなりますが、「一人」だと考えると状況は変わってきます。
「一人」には、さまざまなメリットがあります。
「一人」のメリット
・一人だから好きなことをして自由に過ごせる
・一人だから誰にも邪魔されず集中できる
・一人だから人に気を使わなくていい
・一人だから静かな時間を過ごせる
・一人だから他人の意見に影響されない
・一人だから自分を最優先できる
どうでしょうか。ざっと考えてだけでも、「一人」にはこんなにたくさんのメリットがあります。
「友達がいない」「孤独だ」と悩む人にはいろいろな理由があるとは思いますが、もともと人付き合いが好きではない人が多いように思います。
家に人を呼んだり、パーティをしたりといった賑やかなことがあまり好きではなく、むしろ家で静かに本を読んでいたい、食事は家族だけとしたいというように。
だから、そもそも友達は少ないのです。そんな人が無理をして友達を作ろうとしても、それは辛いことになる可能性大です。
「孤独だ」と悩んでいたとき、あえて習い事に通ってみたり、社交的な夫とともにホームパーティに出てみるなど、友達を作る努力をしてみたんです。
でも、パーティに行くと「早く帰りたい。静かに家でご飯を食べたい」としか思えないし、習い事をしてもだんだん人付き合いが嫌になって止めてしまいました。
人と過ごす時間があることが「孤独」を解消するのではありません。大勢の人と一緒にいても「孤独」な人はいるし、一人でいても全く「孤独」ではない人はいます。
「孤独」は状況ではなくて、感情です。
だから、一度よく考えてみてください。自分は本当に「孤独」なのかと。
友達がいないから寂しいのでしょうか。
それとも、家で一人でじっとしていて、一人の時間が充実していないから、そのつまらなさを「寂しい」に置き換えているのではないでしょうか。
もし後者であれば、やるべきことは友達を作ることではなく、一人の時間を評価し直して、一人の時間を充実させることです。
子育てや家事で忙しかったときは、喉から手が出るほどほしかった「一人の時間」が手に入ったのです。その貴重な時間を有意義に過ごすことを考えてみてはどうでしょうか。
Step3:少し動くことを意識する
友達がほしいのか、一人の時間を充実させたいのか、まだどちらかははっきりわからないという人もいるかもしれません。
そのどちらの場合であったとしても、次に必要なのは「少し動くこと」です。
家の中に一人でじっとしていると体力が落ち、体力が落ちると気力も落ち、気持ちが沈んでしまいます。
だから、少し動いてみましょう。一人で近所の公園に散歩をするのもいいし、思い切って一人旅をしてみるのもいいと思います。
外に出るのは好きではないという人は、家の中で動くだけでも大丈夫。
今は様々な動画が配信されていて、家でできる運動やヨガなどを無料で習うことができます。
ここで大事なのは、運動をすることというよりも、何かやってみよう、動いてみようとすることで「心を動かす」ことです。
心が動き出すと、徐々に自分の中に入ってくる情報も広がっていきます。
無料動画でヨガを続けてみたら楽しくなってきて、習いに行ってみようかなと思ったら、近くに良さそうなヨガ教室があったというように。
そして、週に1回でもヨガ教室に通うようになると、インストラクターや生徒の人たちと少し話をすることにはなり、「友達がいない」という孤独感が少し紛れます。
また、「ヨガは気持ちいい」とか「ヨガをうまくなりたい」といったプラスの気持ちが生まれることで、「孤独」「寂しい」という感情が薄れていきます。
そうすると、これまで通り家に一人でいたとしても充実した気持ちで明るい毎日を送れるようになりますよ。
心が動き出すまでに時間がかかる人もいると思いますが、そのままじっとしていては坂道を転げ落ちるだけです。ここで紹介した方法を、少しずつでいいので試してみ下さい。
さいごに
「孤独」「寂しい」と悩んでいる40代、50代のアラフィフ世代の主婦に向けて、「孤独感」から脱出する3つのステップを紹介しました。
今の自分の状況も気持ちも変えられないと決めてしまったら、そのままです。何も変わりません。
寂しくて苦しい時間はもう嫌だ。これからの人生も明るく前向きに生きていきたい。その気持ちが残っているなら、ここで紹介した3つのステップをやってみてください。
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